人体をより良くせよ〜どこから始まるクリエイティビティ???

「人体をより良くせよ」

こんな問いを投げかけられたらあなたはどうしますか?

自由にどうぞと、目の前に紙とペンがあります。
さて、どうしましょう??

「私は腕がもう2組ほしいです。そうすればもっと早くものを
使えるし、もっとうまく触れるようになります。
前に2本、脇に2本ほしいです。それから両方の手に
もう5本ずつほしいです。」

えっ???
こんな画が出来上がったら???

これは心理学者エドワード・デ・ボノが幼年期の
子供たちのファンタジアを調べる実験を行ったときに
出てきた9歳の女の子の回答です。

想像すると笑ってしまう!

大人であれば病気をしないため、健康になるため、高齢化に関すること
などより現実的な回答を出してしまうかもしれませんね。

「どうすればクリエイティブな人間になれますかね?」
こんな質問も受けたことがありました。
「うーん、当たり前を切って、足して、減らして・・・」

その「当たり前」の概念から抜け出せないのですよね。

そもそもクリエイティブと言っているのは何なのか?

「ファンタジア」
「発明」
「創造力」
「デザイン」
「想像力」

この5つの要素が関係しているようです。

何より自由な能力がファンタジア。
実現できるか、機能面はどうだろう?と考えなくてよし。
9歳の女の子はまさにこの要素を遊んでいたわけです。

発明はファンタジアの技術、認識している事柄同志がもつ関係を
利用すること。そして実用性に向けて走らせること。

ファンタジアと発明の両方を多面的な方法で活用するのが創造力。

その創造力を内包するのがデザイン。
ファンタジアのように自由、そして発明のごとく精密。

そして、最後にそれをすべて集約させて視覚化させるのが想像力。

もちろん、この要素の前には外界世界に触れ、記憶を重ねるというステップがあります。
ともすれば、いかにその人が築いた関係に何かしらが比例されてるはずです。

もしも、極めて限定的な文化にいれば、ファンタジアのスタート時点には
立てないかもしれません。
いまある手段、すでに知っている手段を常に利用することになりますね。

その文化とはファンタジア、発明、創造力を繰り返すことで年輪が出来上がる。
そして技術面、芸術面が加わって伝統という箱に蓄積される。
その箱をボロボロにしたくなれければ常に新しい集合体を取り込むことがいいのか。

初めの一歩を踏むためのファンタジアは
逆転させたり、相反するものを入れたり、あべこべを楽しむ。
思い切って何かを交換させたり、機能面をあえて抜いてみたり。
創ろう!と意気込む前にちょっと考える時間を設けても。

学校の教育現場や組織、地域社会の中で人が育つというのは
素朴、シンプル、自由でいいのかもしれませんね。

どこから始めましょう??

参考文献:「ファンタジア