道の行く末〜特別いけばな展(江戸東京博物館)

 日本には沢山の「道」があります。

茶道・武道・剣道・華道・香道などなど。
歴史に寄り添いつつ時を駆け抜けてきた道たち。
絶えさせてはいけません。

心清める・心静める・基本に返る・自分の軸を作るなど
日本人が自然に行っていた「気」を通して
学び多い道でもあります。

今回はその道の中の華道をご紹介します。
江戸東京博物館で行われている「特別展いけばな展」です。

華道の歴史(各流派)は勿論のこと
当時の花器や浮世絵や曼荼羅図の中の生け花を垣間見ることができ
これは必見かと思います。

「いけばなの成立」の中の日録などは手書きで
一つひとつ丁寧に花の活け方など書かれているものや
戦国時代の立花の絵など観ると精巧なもので吸い込まれそうです。

興味深い一文を発見!
江戸時代に書かれた女子用教訓書
「女教大全姫文庫(じょきょうたいぜんひめ)」にかかれたものです。

「花を見るも懸物を見るもそのまへ(前)の畳のはしに
左の手をつかへ見るへし。床前の畳へのるべからず
みだりにほむべからず、ただ感ずべし」

いいですね、末尾の「ただ感ずべし」の文言。

更に華道の未来への時間をつむぐ材料にもなる
外国人達の書籍が残っているのも素晴らしいです。

(英)リバプールの実業家は華道を「紳士淑女のたしなみ」としており
(米)動物・考古学者エドワード・S・モースは
日本人の花の活け方が簡素で美しいと記しています。
文献:「日本その日その日」(JapanDaybyDay)

基本に返って、簡素でシンプルなというのが一番麗しいのかもしれませんね。

2010年1月17日(日)まで開催しています。
ご興味あるかたは是非!


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