「日本の人事部・アメリカの人事部」

サンフォード・M. ジャコービィ
東洋経済新報社
コメント:タイトルそのまま日米の人事部を比較している書籍です。



成果主義にもどう日本の人事部が対応をしていくのか
いくべきかと考えるために 必要なヒントが多様な切り口で紹介されています。


日米を比較する背景には市場志向と組織志向の2方向からの
多様性が鍵になっているようにも読み取れます。


面白いのは日本においての人的資源の考えも米人事部から見て
取り入れたいと思う点があるようです。

単純な比較ではなく資本主義体制の国の中での「人」の位置づけや
人事部の役割・機能・位置づけ・役員クラスの価値観・心理などにも
触れてあり、戦略的意思決定へのプロセスをも垣間見れる内容です。


どちらの位置づけがいいという議論ではなく
その企業の在りかた、社会への貢献という目線を加味した
人的戦略の一つ「多様性」を中心に考えていきたい、いかなければと思う一冊です。