Diversity Management〜多様性について

 ここ数年耳にする「Diversity Management(多様性)」をご存知ですか?
 組織においてはこれからのテーマであると言われています。

 一言でいうと「多様な人材を活かす」ということ。
 いわゆる多様性を戦略に変えていくという概念です。

 多様性って?

 それがどうして戦略に?
 実際ディスカッションさせていただいた企業さんをご紹介します。

 長年の歴史ある企業さん。
 社員のモラル良し、企業文化も浸透しています。
 培ってきた技術のノウハウもある。なるほどと頷けるブランド力もお持ちです。
 企業に欠かせない教育面でも新入社員も毎年採用をし教育体系も整っている。

 だが、業績はなぜか伸び悩み。

 さて、新たな試みとして何を実施していったかというと
 多様性から枝葉に分かれた「女性の活用」に着地点をおきました。


 勿論、女性にフォーカスを当てるのも大切です。
 たった数十年で女性の働く環境が激変しているからです。

 ただ、女性の働きを「多様性」と位置づけられるかというとそうとも言えません。
 女性が働くのは異質なこと?多様なこと?
 働くことに男性・女性というジェンダー視点をいつまでも持っていることが
 本来の多様性にたどり着かない障害になっているのかもしれません。

 なぜこの多様性が必要か?という議論を繰り広げられないのか?
 自社にとって社会にとって何をどう変えるのか?
 個々の疑問符が付けられている今、もしかして「今、ここ」のチャンスの時かもしれません。

 異質なものをどう矢印を同じ向きに向かせるのか?
 同質なものを創りあげることは企業の成長に本当に妨げになっているのか?
 「個」を活かすとは自社の中ではどういうことなのか?
 収益以外で成長していると感じる組織とは何か?

 こんな議論が組織全体で自然と出てきて「自社らしさ」を
 醸成できるような機運の盛り上がりがあれば。

 基盤が出来ればあとは仕組み&仕掛け作りです。

 「女性支援」という命題で2005年からプロジェクトを担ったり
 多数の企業の方々のご協力をいただきました。
 
 あれから5年という歳月が経ちますが
 ゆっくりであっても何かが動き出していると感じる今日この頃です