メタボリズムの未来都市展〜戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン

皆さんは50年後の都市の未来を描くことができますか?

と考えている中でもチクタクチクタクと時計の針は
50年後に向かっています。


経済の中心となる都市。
そこへ建築とデザインという視点で会議を開いた9名。
50年前に「今」を創造するために開かれた会議から
始まった運動に触れる場が設けられました。


メタボリズムの未来都市展
〜戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン〜


「世界のタンゲ」と呼ばれていた丹下健三を中心に
菊竹清訓、磯崎 新、黒川紀章、大高正人、槇 文彦
川添 登、栄久庵 憲司、粟津 潔がメンバー。


メタボリズム運動を9名の建築家たちが
平面的に立体的に集合知にさせた証に触れることができます。


振り返ってみれば50年という歳月の中で
私達もその一部となって沢山の変化の波に乗っていたはず。


もともと、生物学用語であるメタボリズム。
今やどの世界、業界、にも必要な循環サイクル「新陳代謝」
今までの消費動向や貨幣価値などこのままでいいの?と
建築の視点からも考えさせられる展覧会です。


そして建築だけでは留まらず、デザインやアートにも深く繋がりを
持った運動でもあり、「空間から環境」という広がりがある
コンセプトとなっています。


プレハブ住宅の本来の目的や農村都市計画などは現代でも実際に
復興の一貫として行えるのでは?と可能性を感じます。


そしてただの建築物とみなすのではなく
Form(かたち)、System(かた)、Vision(か)の三位一体と
集合住宅の未来を提唱する理論も深い思想を伴っています。


また25000人のためのコミュニティ計画を打ち上げた
丹下健三の筆跡、図面もしっかりと目で触れることができます。
細分化されてしまった空間をコミュニティや広場、リンケージという
キーワードでも紹介されています。


無秩序に建設と解体が繰り返されることに50年前から
危機感を持っていた9名の建築家たち。


日本独自、日本文化ならではの伝統的な日本建築を
いかに継承させていくかというテーマもしっかりと盛り込まれています。


お勧めです。
是非足を向けてください!


2012年1月15日(日)までです。