有為転変を読み取れる感性を磨くには?

「絆」 

それは過日12月12日に京都の清水寺で発表された2011年を表す漢字一文字です。
この選ばれた一文字を見て皆さん直ぐに納得されたのではないでしょうか。



東日本大震災などの災害により、家族や友人との絆、助け合う人同士の繋がりなど
この漢字からも本当に考えさせられる年でした。

振り返ると本当に世の中のこと、すべてが絶えず変化して
同じところに留まることが無かったようにも感じました。

全速力で走って少し息切れしていませんか?

ただこの変化、不要・不用なものだけでなく、本当に必要なもの、大切なものを
より明確にしてくれているフェーズでもあるかと思います。

自分を取り巻く環境すべてがぐるぐる、するするという音を
たてて自動的に動く万華鏡のようです。

万華鏡はほんの小さな角度でガラリと世界が変わります。
そうです、変化を見逃してはいけないということです。

先日、宮城県石巻市に学校、児童支援のため3日間滞在していました。

仙台市とは違い、まだまだハード、ソフト面で支援が必要であることは変わりません。
8月に同地入りをしたメンバーから町並みが何も変わっていないという悲痛な声も聞きました。

沢山の団体、組織が継続して現地の支援を勢力的に行っています。

この点の支援を線、面に支援の輪をどんどん広げていく
フェーズなのではないかと感じました。

ただ、現地の方の中でも支援に対して懐疑的な考えが
あることも実はあるという現実も垣間見えます。

これは自律・自立の妨げになる支援にならないか?
支援をする側・支援をされる側という線引きがいつまでも消えないのはなぜ?
現地の方々が本当に欲しいものはこういうこと?

こう感じるのも変化が何かしら目に見えるから。
目の前で何が起こっているのかとしっかり目だけではなく身体と心でも
察知しなければいけません。

平易に言えば「ニーズは何か?」を探る感性が必要となってきます。
間違っても、自分が出来る事、やりたい事を繰り広げる場では
無い事を認識しなければいけません。

これは被災地だけなく他の場でも起きていますね。

相手は何を欲しがっている?
それに応えることができたときに本当の「貢献」という文字が
ついてくるように感じた2011年でした。

2012年、沢山の問題を抱えて迎えようとしています。

皆さんの年始のお願いごとはなんでしょうか。
具体的な変化のイメージを持つこと、今から準備していきませんか?